うぃんっ

うぃんっ







無情にも開く自動扉。







夜中の12時過ぎ、

オフィスで一人の男が闘っていました。









その男







…つか俺ですが







仕事が終わらず

オフィスで最後の一人になってしまったので

終電の前に戸締りをして帰ろうと思ったんです。







が、







ただいま別のオフィスに出向中で

戸締りに慣れてない。。。







別のオフィスといっても前と同じビル内なので

閉め方自体はわかってるんですが







一つだけ違ったのは

入り口が自動ドアだったこと。









本部と同じオフィスで、お客様も来るので

わりとしっかりしたエントランスになってるんです。









いつものように従業員出口から出て

カードキーでピピッとロックして









さぁ帰るかと思って

エントランスの前を通ったら













うぃんっ











無情にも開く自動扉。










えーーーっ!





ぜんぜん戸締ってないしっ!









むしろウェルカムな感じ(笑)











カードキーのロックで

一緒に閉まるのかと思ったら







そーじゃなかったらしい。。。











なんとまぁ…











そこからが大変でした。











ドアの下の方に鍵らしきものが付いていたので



あれを閉めればいいんじゃないか



と思って近づくものの、













うぃんっ

















もう一度











そろりそろりと

感知されないように近づいて…













うぃんっ















やっぱ明るいと見つかっちゃいますよね



ってことで照明消して









そろりそろりと…











うぃんっ













orz













夜中に真っ暗なオフィスでなにやってんだと





非常に悲しくなります。













あーもうっ!





終電間に合わねーし!











と絶望的になったところで





何か光るものを見つけました。









なんと







自動ドア上部のレールの溝の中に

スイッチが隠されてたんです







暗闇で光ってたから見つかりました











それをポチッとオフにして

戸締り完了☆









いや〜









よかったよかった。









無事、







終電には間に合いませんでした。











orz





ってことで







この日記を読んで



夜中の迷える子羊が一人でも救われれば









と思います。







「スイッチは上部レールの中」